デザイン系仕事の募集形式って、どんなものがあるの?
2016/07/12
デザイン系の案件を、クラウドソーシングサービスを利用して依頼しようと思ったときに、案件に従事してもらう作業者や作品をどんな方法で募集しようか悩んでしまいますよね。デザイン系の案件依頼では、大きく分けて2種類の募集形式があります。それぞれにどんな使用法だとより効果的であるかを知って、募集する際に困らないようにしておきましょう。
コンペ形式
多くのデザイン案件で利用されるのが、このコンペ方式です。まずは依頼したいデザインの仕様を募集要項に記入します。色味は暖色系、寒色系といったことやロゴ中心のもの、文字を組み込んで絵にしてほしいなど可能な限り細かに記載すると作業にとりかかるデザイナーさんとのイメージの共有を図れます。そうして案件の依頼詳細を記入し終わったら、自分の予算に合った金額で作品の募集をかけるのです。
一般的に、金額の高い案件の方がデザイナーの目につきやすく、たくさんのデザインの提案が集まりやすい傾向があります。そうして集まった作品のデザインを見て納得出来たもの、気に入ったものがあればその一つを選定し、そのデザインを作成したデザイナーさんに報酬が振り込まれる…といった流れです。
先述した通りコンペ形式ではコストによって作品の集まり具合が増減してしまいます。募集をかけても良い作品が集まらなかった…という場合に、募集期間の延長をかけたり依頼をキャンセルしたりできるような保障サービスがオプションで付けられるクラウドソーシングサイトが多いですので、そういったものを利用して安心しながら作品の募集をかけるのも良いかと思います。
プロジェクト方式
1つの仕事内容に対して、1人のデザイナーさんを指定して1対1でやり取りをしながら案件を進めていく方式です。作業を依頼するにあたっては、全作業工程をそのデザイナーさんに進めてもらう必要があるので、信頼の出来るデザイナーさんでないとリスクが高いです。
しかし、過去に依頼した案件で良い制作物を納品してくれたり、連絡が早かったりと信頼できるデザイナーさんと巡り会えたのであれば、過去案件と同じようなデザイン案件を依頼するとかなり依頼するのにかかる手間を省くことが出来ます。
より良い作品を手にいれるために…
クラウドソーシングサービスを利用して、より良い制作物を手にいれるために、広く色々なアイデアのデザインを募集したいときにはタスク方式で募集をかけると良いでしょう。長いお付き合いをしたいと思えるデザイナーさんとマッチングすることが出来たのであれば、そのデザイナーさんに直接依頼して案件を進めることが可能なプロジェクト方式で依頼するのが最適です。