【作業者向け】クラウドソーシングで開発系仕事を受注するデメリット
クラウドソーシングサイトでやりたい仕事をする…まさに理想の働き方といえる独立・開業。しかしそれにはいくつかの大きな壁があります。まず、自分で仕事を探さなければならないこと。そして、福利厚生面の大きな不安もあることでしょう。使えば便利なクラウドソーシング。でも、その便利さの中に隠れたデメリットについても把握しておくことが重要でしょう。
報酬面だけを見て、案件を決めないこと!
ほとんどのクラウドソーシングサイトの案件の並べ替え機能として、「報酬額の多い順に並べ替える」というものがあります。それだけ報酬の金額は案件を受けるか受けないかに大きく関わってくるのは事実です。しかし、金額に惹かれて詳細まで確認せずに案件に提案を出し受注してしまうのはとても危険です。
報酬が高いには、なんらかの理由があります。必ず金額のみではなく、案件の詳細を見てからプロジェクトに参画するかどうかを決めましょうね。
優良クライアントかどうか見極めて
クラウドソーシングサイトに登録しているクライアントの中には、通称地雷クライアントと呼ばれる恐ろしいクライアントも存在します。働き手に不利になるような条件で案件の依頼を出すのですが、その詳細には不利な条件等を記載せず、仕事の契約に至ってから後出しで悪い条件を次々に提示してくるのです。
こういった地雷クライアントの案件を踏まないように、クライアントの実績やクチコミ、評価を必ずチェックしておきましょう。
追加で作業を頼まれる心配はないか
開発系のプロジェクトでよくあるのが、「ここまで作りこんでほしい」と後から要望を出され、実質的な作業量が当初の計画よりも増えてしまうことにあります。クライアントの中には開発系に疎く、自分の欲しいと思っているものを作るまでにどんな工程を踏むのか把握・理解していない人もいます。ですので、そういったクライアントには前もってどんな作業が必要になるのかを細かに説明しておかなければなりません。この作業を怠ると、作業をしていく中で次々に必要な作業が出てきて、「これもやってくれ」と報酬の増額なしに仕事量だけ増えていってしまうことになります。
受注は慎重に!
インターネット環境さえあれば、簡単に仕事の受注ができる…大変便利な機能ですが、使い方を間違えると大変なことになってしまうので注意が必要です。
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