【依頼者向け】クラウドソーシングで作業系仕事を依頼するデメリット
クラウドソーシングサイトに登録して、作業系の案件に従事する労働力を獲得することは素晴らしいことですよね。労働力不足で稼働できなくなる案件や仕事もある中、単純作業の多い作業系の仕事の成り手というのは忍耐強い人ではなければならず中々見つかりません。メリットが得られる反面、必ずなにかしらのデメリットもあるということをあらかじめ知ったうえで、クラウドソーシングを活用するのか望ましいでしょう。
報酬額次第では働き手が見つからないことも…
クラウドソーシングサイトに登録している作業者の多くが仕事を判断する要素が報酬額です。在宅とはいえ仕事へ打ち込むわけですから、その対価である報酬は多い方が魅力的な案件に感じてしまうことでしょう。しかし、依頼をする側にも希望の予算というものがあります。予算の範囲内で納め、あわよくば安く仕事を引き受けてもらえたら更に利益になりますから報酬額の設定に慎重になってしまうことでしょう。
あまりにコストばかりを気にしてしまうと、作業をしたいと思ってもらえるような報酬額にならずに、仕事を引き受けてくれる人が見つからないということも考えられます。実社会と同じように、その作業に相応の対価をきちんと設定することを忘れないようにしましょうね。
サイト運営側への手数料がかかってしまう
コストカットを最大の魅力と考えている方には残念なお話かと思いますが、クラウドソーシングサイトを利用してマッチングを行なった際には、案件の総報酬額の何割かはサイトの運営側に手数料として支払われることになります。派遣会社から人材を派遣してもらった際の派遣会社へのマージンのようなものです。従って、手数料のことも考えて作業報酬を設定する必要があります。
仕事に対する責任感の無い人も
クラウドソーシングサイトに登録すること自体は無料ですし、インターネット環境さえあればどんな人でも登録できる気軽さと手軽さから、冷やかし程度の気持ちで登録している人も中にはいます。もちろん、仕事をする意欲に溢れた人もいますがそうではない人がいるのも事実。更に、作業系の案件は比較的知識や専門資格、経験や技術が要らないこともあってそういった地雷作業者が多く存在していますから注意は必要です。信頼できる作業者を探して、安心して仕事を頼めるように人を見極める目を養う必要があります。
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