【作業者向け】クラウドソーシングをこう活用しています…フリーランスの場合
定職に就いて会社に何十年と飼い殺されるよりも、自分でやりたい仕事をやりたいようにやって暮らしたい…そんな野心を秘めている人、多いのではないでしょうか。実はその野心を、クラウドソーシングサービスを利用することによって実現した男性がいます。他人事ではないクラウドソーシングサービスの活用例を、参考にしてみてはいかがでしょうか。
やりたい仕事ではなく、やらされる仕事に不満…
「グラフィッィク関連の専門学校を出てから、印刷会社に就職しました。長く取引のあるハウスメーカーさんの広告のデザインや、地元の店の看板のデザインから名刺まで、大小様々なデザインを担当していました。でも、結局は会社の一員。デザイナーとは名ばかりで作っても「ここはこうしてもらいたい」「この方が絶対いい」と自分のセンスで仕事を進めることは出来ませんでした。当たり前ですよね。会社員ですから、上司の言うことは絶対です。いつしか大好きなデザインはやりたい仕事ではなく、やらされている仕事になっていると感じて息苦しさを覚えるようになりました。そうして、なんとか独り立ち出来ないかと考えて新規クライアント獲得へ向けて営業活動をしようとクラウドソーシングサービスに登録してみたのです。」
クラウドソーシングサービスで才能を商品に
「会社員時代は、自分の自由と価値観を奪われた対価としてお給料をもらっている感覚でした。でも、クラウドソーシングサイトを利用して始めた案件は全て自分の才能を売り者にするもの。良いも悪いも全てはクライアントが決めるので、自分がボツになったときに選ばれた人のデザインを見て『こういうのは思いつかなかったなぁ…』と一人反省会をすることもしばしば。でも、自分のやりたい仕事はこっちだな、と感じていたので、段々と取引をする相手をサイト上で増やしていきました。」
実力主義。だからこそ面白い
「もっと低コストで良い仕事をしてくれる人がいたら、きっとそっちに流れてしまうだろうな…という危機感の元、自分自身にムチをうって仕事をこなしました。本業の仕事が本当にやっつけ仕事と化してきていたので思い切って退職をし、今はフリーのデザイナーとして食べていっています。いつ仕事がなくなるかわからない不安はありますが、それでも日々自分のしたい時間にしたい仕事が出来て、それで十分に生活していけているというのが本当にありがたく思うのです。現状に満足していない人はぜひ、勇気を出して一歩踏み出してもらいたいですね。」
企業に勤めて食べていくには、大抵の人が自由な時間を費やすか、自分のプライドを投げうつかのどちらか。フリーで仕事をしていくことによって、それらを切り捨てたり擦り減らしたりすることなく、ストレスフリーな状態で仕事へ打ち込めるのです。好きなことをして暮らしていきたい…そんな野心の有る方はぜひ、彼のように活用してみてください。