【作業者向け】クラウドソーシングの流れとは?
2016/01/13
クラウドソーシングサービスを利用したことのない人にとっては、いったいなにをどうすればインターネット環境を駆使して仕事をすることが出来るのか…想像もつかない世界だと思います。クラウドソーシングの流れを掴んでおくことによって、サイトに登録して利用しようと思った際にスムーズに進めることができますよ。
一般的なクラウドソーシングの流れ
作業者の立場から、プロジェクト方式の一般的な流れを説明します。
①仕事を探す・・・スキルに合った仕事、条件の合った仕事を探します
②提案・・・希望の仕事に金額や納期を提示して提案します
③受注・・・依頼者に提案が選ばれたら、エスクロー(仮入金)をしてもらい仕事を受注します
④納品・・・依頼に合わせて一括、または段階的に納品します
⑤報酬確定・・・依頼者の成果物チェック後、問題がなければ報酬の支払いを確定をしてもらいます
⑥依頼者への評価・・・この仕事や依頼者に対する評価を行います
提案時や納品時に依頼者との連絡や相談があるのが一般的です。
また納品時に成果物に不具合などがあった場合は、修正し再度納品する必要があります。
仕事を探す・仕事の受注
クラウドソーシングを利用して、どんな仕事をするか決めたらまずは“仕事を受注する”ことを目標にしなければなりません。登録したクラウドソーシングサイト内で、営業活動を行うようなイメージです。「わたしは、こんなスキルがありますよ、こんな能力や経験、知識がありますよ。」と自己紹介を細かに記載していく必要があります。一般的な会社の面接と違って顔を会わせるやり取りではありませんから、顔の見えない相手に対して自分がどんな人間であるのかを一生懸命伝える努力をしましょう。
そうした後に、スキルと適正が合う人として仕事の依頼がくることがあります。その場合は、報酬単価と仕事内容、納期などを確認し、納得がいけば受注をして仕事にかかるのです。
時には自らアピール
待っているだけでは受注に繋がりませんから、積極的に自分から動くことも大切です。クライアントが「こんな仕事をやってもらいたい」と募集しているものに対しては、自分から「わたしならこういう風にその仕事をやりますよ」と細かに説明をするのです。どうしても仕事を受注したい場合は、相手の希望している予算よりも安価な報酬で提案すると、クライアント側もコストダウンが図れるのでそういった作業者に依頼したいと思う結果、案件の依頼が舞い込んだりするのです。
納期の厳守
仕事を行なう際は、納期を必ず守ることを第一にしましょう。顔の見えないやり取りで信頼関係を築くには、相当な時間と努力が必要になります。もしも体調を崩したり、作業が思ったように進まなかった場合には早い段階でクライアントに相談をしておきましょうね。
報酬の獲得
そして、仕事が終わって納品する際にクライアントが検品を行ないます。サービスが仕事だった場合は、そのサービスが適正に行われたかチェックが入りますし、システム開発系の案件だった場合は、そのシステムの作動に異常がないかをチェックされるでしょう。そうして確認された結果、合格というものであれば納品が完了したことになり、受注の段階で提示し了承した単価が振り込まれるのです。