【作業者向け】クラウドソーシングで作業系仕事をするデメリット
2016/11/23
クラウドソーシングサイトに登録して、作業系の案件に従事することによってどんなリスクがあるのでしょうか。新しくなにか始めるのは勇気が要りますよね。どんなデメリットが可能性として潜んでいるかをきちんと知ったうえでクラウドソーシングそのものを活用することが重要だといえます。
個人事業主としての責任が
クラウドソーシングサイトに登録するのは大変気軽にできるのですが、実際に仕事をするとなると企業と自分個人が契約をして仕事をするので責任が付きまといます。たとえば、自分の不注意で仕事で依頼された内容とは違うように作業をしてしまった場合、報酬は支払われませんし、体調を崩して納期に間に合わなかった…ということでもあれば、クライアント側に発生した損害を補填しなければなりません。
それだけ、仕事をするということには責任があるということです。あまりに気軽に、簡単に誰でも登録し利用できるからといって、無責任に仕事をしてはいけないということです。
トラブルがあった際にはサイト運営側に連絡を
クラウドソーシングサイトで仕事のマッチングを果たしたとしても、もしかしたらトラブルに巻き込まれるかもしれませんよね。そういった際には一体どうしたら良いか…というと、自分自身でクラウドソーシングサイトの運営会社に早急に問い合わせをする必要があります。
クラウドソーシングサイトに問い合わせさえすれば、しっかりとした対応をしてもらえるので、サイト内でクライアントとのどういった内容のやりとりをしていたか、どんな取り決めであったかを細かに伝えられるように整理しておくと良いでしょう。
報酬総額によっては、確定申告へ行く必要があります
クラウドソーシングでの収入を主に生計を立てている方は、すでに行っているかと思いますが、報酬総額が年間20万円以上になった際は副業として行っている方も確定申告へ行く必要性が出てきます。雑所得として20万円以上になった際には、追加で住民税を払う義務があります。金額によっては返ってくるお金もあるかもしれませんので、いつどんな案件を行なって、どのくらいの報酬を得たのかを管理しておく必要があります。そうしないと、確定申告の時期になって慌てることになったり、必要な申告を怠って追加徴税を支払わなければならなくなってしまうことも考えられます。自分の責任で、案件の受注から仕事の進め方、そしてその後の収入把握・管理を行っておくよう努めましょうね。